楽天 巨人に9年ぶり勝ち越し
「交流戦、楽天4-3巨人」(31日、コボスタ)
楽天が延長十回、中川の左越え本塁打でサヨナラ勝ち。交流戦初の勝ち越しで、対巨人戦で9年ぶりに勝ち越した。
楽天は3-3の延長十回、先頭の中川がマシソンのボール2球の後の3球目を左翼スタンドに運んだ。
プロ2本目、そして初のサヨナラ本塁打で試合を決めた中川は「バッティングカウントだったので、まっすぐ一本に絞って思いっきり振りました」と、お立ち台で興奮気味に話した。
六回に2点を挙げて追いついた楽天は七回2死、後藤が左翼へソロ本塁打を放った。
先発の則本は、8回を8安打3失点。九回から救援に立った松井に今季初勝利がついた。
巨人は三回1死三塁から橋本、立岡の連続適時打で2点を挙げて先制。1点を追う八回には無死二塁から吉川が左中間への適時二塁打を放って追いつき、延長戦に持ち込んだが競り負けた。