西武炭谷 先発マスク勝利で1万円寄付
西武は23日、炭谷銀仁朗捕手(27)が、難病と闘う子どもとその家族の支援活動を開始すると発表した。
プロ10年目となる今季、捕手で先発出場した試合でチームが勝利を挙げるごとに1万円を寄付。その寄付金は「公益社団法人 難病の子どもとその家族へ夢を」を通して、難病と闘う子どもとその家族の支援活動に役立てられる。
寄付はファンドレイジングサイト「ジャパンギビング」内の特設ページで行われ、趣旨に賛同する一般のファンも参加できる。
炭谷はまた、栗山巧外野手(31)とともに、所沢市内の知的障害児、肢体不自由の子どもとその家族を西武プリンスドームでの試合に招待する。
炭谷のコメントは次のとおり。
「プロ野球選手として、少しでも社会に役立つ活動をしていきたいと予てから考えていました。そのなかで、日本全国に20万人以上もの子ども達が長期療養を要する難病と闘っているという事実を知りました。もちろん、その周りには子どもと一緒に病気と闘っているご家族がいらっしゃいます。
微力ではありますが、そういった子どもやご家族をサポートしたいと感じ、今シーズンより支援活動を行うことを決意いたしました。
キャッチャーとして先発マスクで試合に出場し続け、チームを勝利に導けるように常に全力でプレーすること、そして、それが子ども達やそのご家族の支援に繋がること、それはぼく自身にとっても大きなモチベーションになります。この活動にご賛同頂けるファンの皆さま、ぜひぼくと一緒に支援活動を行っていきましょう!」