ロッテ伊東監督「野球で勇気を」

 「オープン戦、ロッテ-中日」(11日、QVC)

 東日本大震災から4年を迎え、試合前に1分間の黙とうが行われた。両球団の監督、選手はベンチ前で整列し、犠牲者へ哀悼の意を表した。

 この日は、球場の球団旗などもすべて半旗で行われた。

 ロッテ・伊東監督は試合前、「4年経ちましたが、まだまだ大変な思いをされている方々はたくさんいる。寒い日も続いているし、そういうことを考えると、野球をやっていていいのかなと正直、思うこともある」と話し、「野球を通じて勇気を与えられたら、発信できたらという気持ちは強い。ユニホームを着てグラウンドで野球をやれていることに感謝してやらないといけない」と、神妙な面持ちだった。

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