木更津総合 44年ぶり関東大会決勝
「高校野球・秋季関東大会準決勝、木更津総合4-3常総学院」(28日、千葉県天台)
木更津総合が逃げ切り、44年ぶりの決勝進出を果たした。
初回2死一、二塁から、5番・小池航貴内野手(1年)が左越えに3ランを放ち先制。五回には3番・小原直起外野手(2年)の右前適時打で加点した。
背番号1の右腕・鈴木健矢投手(2年)は6安打3失点で完投。八回に1点差まで詰め寄られたが、気迫を前面に出した投球で、しのぎきった。
高校初アーチが殊勲の一打となった小池は「直球に絞って思い切り振った。ちょっと詰まったので、最初はレフトフライかと思った。主導権を握れたのでうれしかった」と喜んだ。五島卓道監督も「信頼を置いている。普段通りの力を出せば活躍してくれる」と、堂々の活躍を見せた1年生をほめていた。