ソフトB サヨナラ勝ちで3年ぶりV

優勝をなしとげ、胴上げされるソフトバンク・秋山監督=ヤフオク(撮影・保田叔久)
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 「ソフトバンク2‐1オリックス」(2日、ヤフオク)

 ソフトバンクがサヨナラ勝ちで延長戦を制し、3年ぶり16回目(1リーグ時代を含めれば18回目)のリーグ優勝を決めた。

 ソフトバンクは1‐1で迎えた延長十回、この回から登板したマエストリに対し、先頭の柳田が四球で出塁。今宮の犠打で1死二塁とし、続く内川は敬遠で1死一、二塁。さらに李大浩が四球で歩いて満塁とした。

 ここでマエストリは降板。代わった比嘉に対して、松田が左中間へサヨナラ打を放って勝負を決めた。

 その瞬間、ソフトバンクの選手らはベンチを飛び出し、一斉に松田のもとへと走った。その輪に向かって目に涙をためた秋山監督がゆっくりと歩み寄り、松田と抱き合って喜んだ。

 その後、マウンド付近で胴上げが始まり、秋山監督は7度、宙に舞った。続いて孫オーナー、さらに勝負を決めた松田も胴上げされた。

 ソフトバンクは二回、1死二、三塁から細川の中犠飛で先制。先発の大隣は6回4安打無失点の好投だった。

 オリックスは1点を追う七回、2死二塁から代打・原拓の右前適時打で同点とし、延長戦へ持ち込んだが力尽きた。96年以来の優勝はならず、選手らは涙を流した。

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