安楽散る 11奪三振完投も4失点

試合後のミーティングで涙をこらえる済美・安楽智大=坊っちゃんスタジアム(撮影・田中太一)
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 「高校野球・愛媛大会3回戦、東温4‐1済美」(24日、坊っちゃん)

 今秋ドラフトの目玉候補、済美の157キロ右腕・安楽智大投手(3年)が3回戦で姿を消した。

 安楽は五回1死三塁からスクイズで先制点を許すと、六回にも追加点を奪われた。済美は七回に1点を返したが、九回に安楽が2点を失った。

 安楽は5安打4失点で11奪三振。ストレートの最速は148キロ。力投は報われず、2年連続の夏の甲子園はならなかった。

 安楽は試合後、「本当に悔しい。このメンバーで甲子園に行きたかった。自分の力不足で負けてしまい、申し訳ないです」と号泣しながら話した。

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