ヤクルトがプロ野球6度目の“珍勝利”
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「交流戦、楽天0‐1ヤクルト」(11日、コボスタ)
ヤクルトが初回に奪った1点を守りきった。初回、山田が左翼へ先頭打者本塁打を放って先制。先発の石川が4安打完封で4勝目を挙げた。
先攻チームが、初回先頭打者弾のみで1‐0の完封勝ちをしたのはプロ野球史上6度目(セ・リーグ3度目)。交流戦では初めて。セ・リーグの球団では、重松省三の初回先頭打者弾で大洋が中日に勝利した69年5月29日以来45年ぶりの珍事となった。
楽天は先発の川井が6回1失点と粘ったが、攻撃陣が沈黙し、左腕を援護できなかった。2番手でクルーズが来日初登板し、1回を無失点に抑えた。
完封勝利を挙げた石川は「いつも通り、低めに丁寧にと心がけた。なんとか相手より1点少なく投げることができた。先に点を取ってくれたので、山田に感謝したい」と振り返っていた。