広島ドラ2九里が1イニング9失点

3回、9失点と炎上し、うなだれる広島・九里亜蓮=マツダスタジアム(撮影・出月俊成)
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 「交流戦、広島‐ソフトバンク」(6日、マツダ)

 広島の先発マウンドに上がったドラフト2位・九里(亜大)が、3回8安打9失点(自責2)でKOされた。

 初回、二回はリズム良く無失点で切り抜けた。しかし2‐0の三回、1つの失策から平常心を失った。

 無死2塁。中村を遊ゴロに打ち取ったが、梵が失策。無死一、三塁とピンチを広げた。明石に左前適時打を浴びると、続く柳田には死球。無死満塁となり、李大浩の中前2点打で2‐3と逆転を許した。

 さらに長谷川の右前適時打など、この回だけで一挙9点を失った。広島の投手で1回9失点以上は、2010年8月25日の阪神戦(京セラ)の八回に登板し、1回10失点した梅津以来だ。

 前回の対戦では、7回4安打1失点と好投した。「最低6回は投げきりたい。気持ちを出して、勝ちにつながる投球をしたい」と意気込んでいたが、結果を出すことはできなかった。

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