「さすがメジャー!」蜂の大量発生で大幅遅延も粋な演出 駆除の男性が始球式 駆除作業もエンタメ化 視聴者釘付け「おもしれぇ」

 「ダイヤモンドバックス-ドジャース」(30日、フェニックス)

 ドジャースの大谷翔平選手は「2番・DH」で先発出場となったが、蜂の大量発生により、試合が約2時間遅れる珍事が起こった。現地の中継映像には「BEE DELAY」と表示され、ネットの上部に蜂の大群が大きな塊をつくる状況が映し出された。

 試合開始20分前にネットの上部に蜂の大群が大きな塊をつくった。現地中継では「BEE DELAY」と表示されたが、こんなハプニングもエンターテイメントに変えてしまうのが、MLB。待ち時間の間、球場では“ビー”つながりで、ビートルズの「レット・イット・ビー」が流れた。

 試合開始から1時間15分後に駆除業者が到着すると、球場からは大歓声。駆除業者の男性は手を振って、会場を煽る場面も。リフトで上に上がる時間には「テイク・オン・ミー」が掛けられ、作業員が液体をかけて蜂の動きを鈍くした後、掃除機のようなもので吸い取っていくと、作業中にはBGMとして「HERO」が流された。駆除業者は作業を終えると、ガッツポーズ。スタジアムからは大歓声と拍手が送られた。

 さらにこの駆除業者の男性がこの日の始球式を務め、作業中に着ていた防護服のまま投球し、スタジアムから再び大歓声を浴びた。

 SNSでは日本のファンから「蜂の駆除をエンタメ化してしまう辺り、さすがメジャーリーグって感じでおもしれぇ」、「蜂の駆除もエンタメなMLB」、「BGMがスクールウォーズだ!」、「HERO流すなんて粋でカッコイイ」、「シャレが効いてる」と感嘆の声が上がっていた。

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