大谷翔平 5試合ぶりマルチ 課題の得点圏で名誉挽回の一打

 「ダイヤモンドバックス4-8ドジャース」(29日、フェニックス)

 米大リーグは29日、各地で行われ、ドジャースの大谷翔平選手(29)はフェニックスでのダイヤモンドバックス戦に「2番・指名打者」で出場し、4打数2安打1打点だった。複数安打は5試合ぶり。チームは8-4で勝った。

 課題の得点圏で名誉を挽回する適時打を放った。7-4で迎えた八回無死一、二塁。大谷は初球をファウルとした後、続く高めのカットボールを鮮やかに左前に運び、追加点をもたらした。2試合ぶりに白星を手にしたロバーツ監督は「上位から下位まで素晴らしい打撃をしてくれた」と目を細めた。

 大谷は5打席とも左投手との対戦だった。対左投手は試合前まで打率・260で、二回には痛い凡退を喫していた。2-1と逆転し、なお1死満塁の絶好機で初球のカーブを引っかけて二ゴロ併殺打。一塁を駆け抜けた後には天を仰いだ。

 それでも一回は外角低めの難しいカーブを中前へ。五回は四球を選び、適時打と合わせ3度出塁した。

 ドジャース打線はこの試合三振ゼロ。米メディアによると球団史上18年ぶりで、昨季地区シリーズで対戦し、敗れたダイヤモンドバックスに先勝した。粘り強い攻撃陣を象徴するように、凡打はあってもすぐに修正した大谷がナ・リーグ西地区の首位を快走するチームを支えている。

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