MLB専門家 水原元通訳の手口発覚で「多くの元日本人MLB選手が『もしかしたら私達も』と」他人事でなく

 MLBジャーナリスト・AKI猪瀬氏が15日、読売テレビ・日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」に出演。銀行詐欺容疑で米連邦検察に訴追されたドジャース・大谷翔平投手の元通訳、水原一平容疑者の事件を受けて、元日本人メジャーリーガーたちも、人ごとではないとの思いがよぎったとの見解を語った。

 大谷選手は2017年12月、エンゼルスと契約し、メジャーリーガーとなった。18年3月、水原容疑者のサポートのもと、給与口座を開設したが、水原容疑者は「この口座はプライベート用で、大谷選手が(代理人らによる)監視を望んでいない」と代理人や経理担当らによる口座へのアクセスを拒否したこと、この口座が違法賭博の資金として使われたことなどが報じられている。

 AKI氏は「こういう手口だった、と発覚してから、数多くの元日本人メジャーリーガーたちにちょっと話を聞いてみた」という。すると「やっぱり、ほぼ全員の方が、通訳を伴って(アメリカでの最初の)口座を開設している」という実態が明らかに。

 そして「今になって思うと、選手の奥さんが『もしかしたら私たちも、通訳の方がおかしな方だったら、そういういうことが起こったかもしれないよね』っていう、会話を夫婦でしたよ、っていうのを聞きました」と明かした。

 18年に口座を開設したが、AKI氏は「その頃から、水原さんは、一体どういう目的で、(代理人ら)ほかの人を入れなかったのかな、と思ってしまいます」と代理人ら“チーム大谷”に関与されない口座を作った理由にも注目していた。

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