MLBマンフレッド・コミッショナー 大谷翔平の元通訳違法賭博問題「短期間での解決」望むも、見通し「分からない」
MLBのマンフレッド・コミッショナーが、ドジャースの大谷翔平選手の元通訳・水原一平氏の違法賭博関与について、「短期間」で解決することを望んでいると、スポーツ専門局ESPN(電子版)が28日に伝えた。
MLBはこの問題についてすでに調査を開始。マンフレッド・コミッショナーは大リーグ専門局の番組「ハイ ヒート ウィズ クリス・ルッソ」で「大谷選手が言ったことを検証することは重要」と語った。「連邦捜査機関が独自に調べている時に我々に全面的に協力するのは非常に難しい。我々MLBが独自で調査を進めなければならない」と述べたが、その見通しについては「早く終わればいいが、分からない」とした。
ESPNによると、捜査当局が調べていた違法ブックメーカーに水原氏の借金があり、大谷の口座から少なくとも450万ドル(約6億8000万円)が送金されたことが判明。大谷は25日に会見し、自らの違法賭博や送金への関与を否定するとともに、水原氏が口座に勝手にアクセスし盗んだと主張していた。