WBC米国代表、メジャー強力打線完成 元二冠王と二塁打王が新たに参加表明

 来年3月に開催される第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の米国代表にメジャー屈指の強打者、ダイヤモンドバックスのポール・ゴールドシュミット一塁手とナショナルズのダニエル・マーフィー二塁手が参加を表明した、と29日(日本時間30日)、大リーグ公式サイトが伝えた。

 ゴールドシュミットはダイヤモンドバックスの主砲として13年に36本塁打&125打点で二冠を獲得。今季は158試合に出場して打率・297、24本塁打、95打点。リーグ最多の110四球で出塁率・411をマークした。

 マーフィーは今季142試合に出場し、首位打者に1厘届かない打率・347、25本塁打、104打点。二塁打はリーグ最多の47本で、長打率・595、OPS・985はともにリーグ1位の成績だった。

 2人の加入で米国代表はメジャーの野手は11人に。すでに強力打線が完成しているが、同サイトによると、リーランド米国代表監督は野手15人を招集したい意向を示しており、今後さらなる強化が予想される。

 米国代表はここまで18人のメジャー選手(投手7人、野手11人)が参加を表明。各ポジションは以下のとおり。カッコ内は所属球団と16年の成績。

◇先発投手…マックス・シャーザー(ナショナルズ。20勝7敗、ナ・リーグ最多284奪三振、2度目のサイ・ヤング賞)、クリス・アーチャー(レイズ。9勝19敗、ア・リーグ2位の233奪三振)、ダニー・ダフィー(ロイヤルズ。12勝3敗)、マーカス・ストロマン(ブルージェイズ。9勝10敗)

◇中継ぎ投手…アンドルー・ミラー(インディアンス。70試合10勝1敗12セーブ、防御率1・45、奪三振率14・89)、ルーク・グレガーソン(アストロズ。59試合4勝3敗15セーブ15ホールド、奪三振率10・46)、マイカル・ギブンス(オリオールズ。66試合8勝2敗13ホールド、奪三振率11・57)

◇捕手…バスター・ポージー(ジャイアンツ。打率・288、14本塁打、80打点)、ジョナサン・ルクロイ(レンジャーズ。打率・292、24本塁打、81打点)

◇一塁…ゴールドシュミット(ダイヤモンドバックス。打率・297、24本塁打、95打点)、エリック・ホズマー(ロイヤルズ。打率・266、25本塁打、104打点)

◇二塁…マーフィー(ナショナルズ。打率・347、25本塁打、104打点)、イアン・キンズラー(タイガース。打率・288、28本塁打、83打点)

◇三塁…ノーラン・アレナド(ロッキーズ。打率・294、41本塁打、133打点、2年連続2冠、4年連続ゴールドグラブ)

◇遊撃…ブランドン・クロフォード(ジャイアンツ。打率・275、12本塁打、84打点)

◇外野手…アンドルー・マカチャン(パイレーツ。打率・256、24本塁打、79打点。)、アダム・ジョーンズ(オリオールズ。打率・265、29本塁打、83打点)、クリスチャン・イエリチ(マーリンズ。打率・298、21本塁打、98打点)

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