カブスからフリーエージェント（ＦＡ）となっていたアロルディス・チャプマン投手（２８）がヤンキースと５年８６００万ドル（約９７億４０００万円）で合意した、と７日（日本時間８日）、複数の米メディアが伝えた。

　メジャー最速１６９キロを誇るキューバ出身のチャプマンは昨オフにレッズからトレードでヤンキースへ移籍。７月に再トレードされたカブスでは守護神として球団１０８年ぶりのワールドチャンピオンに貢献した。

　今季は５９試合に登板し、４勝１敗３６セーブ、防御率１・５５。メジャー７年間の通算成績は３８３試合、２３勝２１敗１８２セーブ、防御率２・０８。３７７回で６３６三振を奪っている。

　総額８６００万ドル、１年平均１７２０万ドル（約１９５億円）は、ともにリリーフ投手では史上最高額。同投手にはヤンキースのほか、マーリンズが獲得に動くなど、今オフ最大のＦＡ選手としてその動向が注目されていた。