「ナ・リーグ優勝決定シリーズ・第４戦、カブス３－８メッツ」（２１日、シカゴ）

　リーグ優勝決定シリーズ（７回戦制）が行われ、シカゴでのナ・リーグ第４戦でメッツ（東地区）が８－３でカブス（ワイルドカード）を下して４連勝とし、２０００年以来、１５年ぶり５度目のワールドシリーズ進出を果たした。最優秀選手（ＭＶＰ）にはポストシーズン最長の６試合連続本塁打を記録したマーフィーが選ばれた。ア・リーグ第５戦はブルージェイズ（東地区）が７－１でロイヤルズ（中地区）に勝ち、対戦成績を２勝３敗とした。

　メッツが鮮やかな４連勝。最優秀選手に輝いたマーフィーは「チームが一体となっていて、こんなに楽しいことはない」と興奮しながら話す。かつてオリックスを指揮した６６歳のコリンズ監督は、初めてワールドシリーズで采配を振ることになり「特別な瞬間だ。選手やコーチたちが素晴らしい仕事をしてくれた。長い時間がかかったが、野球をやってきて良かった」と感慨深げだった。