田沢が1回を完全投球で勝ち投手に

 「オープン戦、レッドソックス5-4ツインズ」(26日、フォートマイヤーズ)

 オープン戦が各地で行われ、マーリンズ・イチロー外野手(41)はカージナルス戦に「6番・中堅」で臨み、押し出し四球を選んで1打数無安打1打点。レッドソックス・田沢純一投手(28)はツインズ戦の延長十回に登板し、1回を三者凡退で勝ち投手になった。

 レッドソックスの田沢は何回に登板するか知らされることなく、直射日光の当たる暑いブルペンで出番を待った。シーズン本番と同じような緊張感を保ち、4-4の延長十回にマウンドに立つと、三者凡退に仕留めた。

 速球で先頭を三飛、次打者は三ゴロに打ち取り、最後はスプリットで空振り三振と、小気味のいい投球を披露した。チームに流れを呼び込み、サヨナラ勝ちで勝利投手に。順調な仕上がりぶりが際だったが「十回に投げるとは思わなかった。結果が出たのでよかった」と苦笑いだった。

 クイック投法も試した田沢は「細かいコントロールやクイックを使えた。実戦で結果を出すことで使いやすくなる」。開幕に向け準備を着々と進める右腕にファレル監督は「安定した投球をしている」と頼もしげに話した。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

大リーグ最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(大リーグ)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス