ソリアーノ名球会に意欲 日米通算1998本
「パドレス0‐3ヤンキース」(3日、サンディエゴ)
かつて広島でプレーしたヤンキースのアルフォンソ・ソリアーノ外野手(37)が3日、日本の名球会入りに意欲を見せた。
この日のパドレス戦で1安打を放ち、日米通算1998安打とし、大台まであと2本。97年に広島で1軍デビューし、日本プロ野球の記録をスタート地点とする名球会資格には一応当てはまる。しかし、1軍在籍期間は約2週間。2安打を記録しただけで同年オフに退団しているとあって、名球会入りは議論の対象となりそうだ。
そんな中、デイリースポーツの取材に応じた同外野手は「入会を認められたら喜んで会員になりたい。自分にとっては幸せなことだ」と意欲的。そうそうたる会員の名前を伝え聞くと「イチローやマツイらが日米で結果を残して2000本に到達している。それは限られた選手にしかできないこと。その中に入れることは誇らしい」と話した。
初来日から18年。一流選手の証しである名球会入りは日本への恩返しにもなる。ソリアーノの入会に関しては、今後、総会などで話し合われることになりそうだ。