元大関の小錦八十吉も登場…『大阪・関西万博』で「相撲」の祭典、世界の相撲パフォーマンスに会場大賑わい
開幕から3カ月が経過した『大阪・関西万博』(会場:夢洲)。会場では相撲のイベント『SUMOが世界をひとつにする!SUMO EXPO 2025』が8月4日、Expoメッセ「WASSE」で開催された。
同イベントは「SUMOが世界をひとつにする!」をテーマに、国内外から相撲に関わる選手・団体が集結し、伝統と多様性が融合した多彩なプログラムを実施。海外や小学生の相撲選手をはじめ、さまざまなブースやグルメも登場した。
今回のイベントの発起人、大阪観光局理事長・溝畑宏氏は「僕は子どもの頃から相撲が大好きで、周りの相撲人気もすごかった。国籍、年齢、性別問わず楽しめる相撲の文化を国内外に発信したいと思い、このイベントを企画しました」とコメント。認知度をさらに上げていくべく、相撲でオリンピックも目指す試みがあるとか。
今回の目玉のひとつである世界の相撲パフォーマンスでは、セネガルやモンゴル、ウクライナの選手が土俵に登場し、各国の相撲に似た競技を披露。セネガルは取っ組みだけでなく打撃もOKで、モンゴルは手を地面についても負けにならない・・・などルールはさまざま。激しい取っ組み合いには会場でも大きな歓声が挙がっていた。
また、元大関でコニちゃんこと小錦八十吉も会場に登壇。小錦が率いる「Team KONISHIKI&RSS」とともに、相撲の基本技である寄り切りや押し出しなどの技を、冗談を交えつつ解説する楽しいデモンストレーションに。
そのほか、小学生や大学生、女子相撲大会に加え、伝統相撲解説など閉会の19時30分まで盛りだくさんの内容になっている。会場では特設ブースや、ドスコイカレー(1000円)やドスコイドラヤキ(500円)など相撲にちなんだグルメもずらり。またグルメブースの近くにはサブ土俵もあり、子ども達が楽しそうに四股を踏む場面も見られた。
取材・文・写真/Lmaga.jp編集部
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