三男がガイド、姫路で米朝の特別展

戦後滅びかけていた上方落語の復興に尽力した上方落語四天王のひとり、桂米朝。昭和20年代から平成にかけて活躍した彼の功績を振り返る特別展『人間国宝・桂米朝とその時代』が、1月28日から「兵庫県立歴史博物館」(兵庫県姫路市)で開催され、米朝の三男である中川渉さんが展覧会ガイドをおこなう。

上方落語はもちろん、文楽・歌舞伎をはじめとする伝統芸能、浪曲・講談などの大衆芸能への深い造詣をもとに、数多くの著書やテレビなどメディア出演を通じて上方文化全般への貢献が評価され、2009年には落語家初の文化勲章を受章した米朝。今回の展覧会では、公演記録や原稿、書簡などを通じて、彼の功績やひととなりを振り返る。期間中は、内弟子経験者による落語会やトークショーが開催。中川さんは、同イベントの担当学芸員を務めており、ご子息によるガイドに注目が集まる。展覧会の料金は大人1200円、大学生900円、高校生600円で3月20日まで開催。ガイドは1月28日・2月19日・3月18日の各14時からで、申込は不要。

(Lmaga.jp)

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