酒とスイーツの組み合わせ、白鶴が提案

兵庫県の酒どころ、灘五郷にある「白鶴酒造」(神戸市東灘区)が、日本酒&スイーツをテーマにした「白鶴インスタキャンペーン」(~2月28日)に合わせて、日本酒とスイーツのマリアージュを提案。その組み合わせの発表と試食会が先日、同社にて行われた。

「灘五郷のエリアは、実は洋菓子激戦区。阪神間の日本酒と洋菓子、この二本柱を合わせてほしい」と話すのは、広報担当の大岡和広さん。大岡さんは、マリアージュの考え方には3つあると説明。ひとつめは、イチゴの酸味を日本酒の酸味に重ね合わせるなど、同じ傾向の味わいを助長する組み合わせ。2つめは、香りの異なる物の組み合わせで、チョコレートの甘みを大吟醸の軽やかな苦みに合わせるなど。3つめは、後味を洗い流し、すっきりさせる組み合わせ。日本酒の炭酸で、チーズの濃厚さをさっぱりさせる、などだ。

その具体例として合わせたのが、同社の定番商品「まる」とイチゴショート、「大吟醸」とチョコレートケーキ、「淡雪スパークリング」とレアチーズケーキのマリアージュ。これは、日本酒7種とスイーツ13種を組み合わせ、91パターンを実食したなかから、本当においしいと感じたものだという。コクのあるチョコレートと大吟醸の組み合わせは確かに新鮮で、目からウロコのハーモニー。「御影高杉」や「ケーニヒスクローネ」「シンフォニーナガノ」など、スイーツの名店が集まるエリアだけに、日本酒との組み合わせを楽しめるのでは。

取材・文/いなだみほ

(Lmaga.jp)

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