妖刀・村正を持てる鑑賞会が三重で

三重県・桑名にゆかりの深い日本刀「村正」をはじめ、数々の名刀を手に取って鑑賞できる『日本刀特別鑑賞会』が、9月10日・11日・10月1日・2日に「桑名市市民会館」(三重県桑名市)で開催される。

室町時代から江戸時代初期にかけて、桑名市で活躍した刀工(刀職人)集団・村正。家康が関ヶ原の戦いで手に傷を負ったり、家康の祖父・清康が殺害された刀がすべて「村正」であったことから、徳川家を滅ぼす「妖刀」として伝説に。一般の鑑賞会ではガラスケース越しにしか見られないことがほとんどだが、今回の鑑賞会は、刃に浮かぶ大きな波紋が特徴の「村正」をはじめ、多くの日本刀を実際に手に持って、さまざまな角度から日本刀の精緻な作りや重厚感を感じることができる貴重な機会となる。

ほか、村正と桑名の歴史的な関係や日本刀に関する講演も含まれ、近年増えている「刀剣女子」も満足できる内容に。村正関連の聖地巡りができる歴史ルートマップの配布や、地域の和菓子店がこの日のために開発したという「妖菓村正」の販売も行われる。各日2部制で、計8回(予約制 0594-27-0221 ※9月10日は満員)。参加料金は3000円。同時期に「桑名市博物館」では、刀剣約40振を展示する特別企画展が開催されるので、合わせてぜひ。

(Lmaga.jp)

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