中之島図書館に、北欧サンド専門店
重要文化財にも指定される歴史的建築物「中之島図書館」(大阪市北区)。今回、2階の一部スペースが民営に委託され、北欧のオープンサンド専門店「スモーブローキッチン ナカノシマ」が4月1日にオープンする。
ギリシア神殿を思わせる造りの正面玄関から入ると、まず目に入るのはドーム状の天井が印象的な中央ホール。格調ある雰囲気漂う通路を通って、たどりつくのはインテリアから北欧を思わせるカフェ空間。そんなアプローチも含めて魅力のお店だが、なにより注目されているのはメニューを考案する料理人たちだ。
食材をセレクトしたのは、料理開拓人として全国の生産者さんとつながり、人気レシピを生み出す堀田裕介さん。そして、ヨーロッパで修業したシェフ・葭谷真輝さんと一緒になって、ここだけのサンドメニューを開発。また、最近、デザートレシピは「セイイチロウ ニシゾノ」(大阪市西区)の西園誠一郎さんが担当。この3人が集まっての展開とあって、注目を呼んでいるのだ。
「関西のローカル食材を発信する場所にしたい。普段、流通していない食材を、メニューやイベントで提案することで、生産者と食べる人をつなげることもできれば。例えば、網にかかったものの買い手が付かずに捨てられているサメ。淡路島の漁師さん、水産加工業者さんと一緒になって、約2年がかりで「海のジビエ」として食用化を進めました。白身としていただく機会が少ないと思うのですが、サンドでおいしさを知り、広がっていくきっかけになれればうれしいです」と、堀田さん。
堀田さんのお店、パンとアトリエの「foodscape!」(大阪市福島区)で焼き上げた、専用のライ麦パンの上にさまざまな食材を展開。北欧ではおなじみのオープンサンドスタイルで、食べ物の生命力が感じられるように、盛りつけも重視。アボカドにリンゴとサワークリーム、スモークサーモンにビーツやグレープフルーツ、など新たな組み合わせの提案と共に、食材そのものの力強さを感じさせてくれる。
スモーブローは、小さなサイズの前菜的なスターターと、食パンサイズのメインを展開。その2種のスモーブローに、サラダ、スープが付くランチは1512円~。朝は「foodscape!」のクロワッサンのセットが702円~で楽しめる。デザートは、香りをテーマとした大人な「スモーブロー」型のケーキとパフェが揃い、気軽なカフェ利用にもおすすめ。今後は店の前に位置する敷地で、家庭菜園、ハーブガーデンで食材も育て「農」を感じられるような場所を目指していくとのこと。
(Lmaga.jp)
