京都大学で睡眠について学ぶ、ねむり展

睡眠について多角的な研究結果が発表される『ねむり展』が、「京都大学総合博物館」(京都市左京区)で4月6日~6月26日にて行われる。また、京都各所で「眠り」をテーマにさまざまな関連イベントやフェアも予定し、人間の三大欲求のひとつ・睡眠について学び、楽しめる、街ぐるみの内容となっている。

今回の主軸となるのは、京都大学教授の重田眞義教授による『睡眠文化論』。2倍以上もの倍率を誇る人気講義で、レム睡眠・ノンレム睡眠といった科学的なアプローチではなく、地域研究・人類学・霊長類学などのフィールドワークを通じて「人はいつ、どこで、どうやって眠ってきたのか?」に迫る。

企画展では日本とエチオピアの児童の目覚めの差、世界の諸民族の寝具、写真や資料を展示。さらに「起こす装置」の体験展示、霊長類研究から生まれた「人類進化ベッド」といった新たな眠りの提案も。また同大学では重田教授をはじめ各研究者が集う睡眠文化シンポジウム『新しいねむりに目を覚まそう』や、快眠セミナーなどの開催を予定する。企画展を通じて自分にとってのよい眠りとはどういうことかを、考えるきっかけになるかも。

また注目は、気軽に「眠り」を体験できる京都市内のイベントだ。「京都国際マンガミュージアム」(京都市中京区)ではハンモックやソファを準備した『昼寝しながら読書』、また眠りを題材にしたマンガも多いこと水木しげるの『〈ねぼけマンガ展〉』も予定。「丸善京都本店」(京都市中京区)では、『眠りのブックフェア』、『無印良品Muji to Relax』では眠りを手助けするアイテムやコツを紹介。さらには、眠りをテーマとした宿泊プランも「ホテルグランバッハ京都」(京都市下京区)で企画するなど、京都が眠りに包まれることに。各イベントの詳細は公式サイトにて。

(Lmaga.jp)

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