火災報知器が作動し敦賀気比校歌止まる

 「全国高校野球・1回戦、敦賀気比4-3明徳義塾」(8日、甲子園)

 史上8校目の春夏連覇を目指す敦賀気比(福井)が延長十回、篠原涼内野手(3年)のサヨナラ打で初戦を突破した。

 明徳義塾(高知)にサヨナラ勝ちした敦賀気比の校歌の場内演奏が、途中で途切れるトラブルがあった。演奏は再開されず、選手は観衆の手拍子で校歌を歌い切った。大会本部は「場内の火災報知器が作動したことにより、通常の放送設備が自動的に停止した」と発表した。

 甲子園で校歌斉唱が始まったのは1929年センバツから。前年に行われたアムステルダム五輪の陸上女子800メートルで銀メダルを獲得した人見絹枝さん(故人)が、自ら体験した表彰式での日の丸掲揚と国歌斉唱に感激して発案したという。夏の甲子園では57年から行われている。

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