「ＰＯＧ２歳馬特選情報」（５日）

　〈栗東〉３日の小倉５Ｒ新馬戦を制したロンドンプラン（牡、宮本）は、小倉２歳Ｓ（９月４日・小倉、芝１２００メートル）を目標に調整される。６月１２日の中京５Ｒを快勝したプロトポロス（牡、西村）も同レースへ向かう。

　近親にサトノクラウンのいるレッドヴァジュラ（牡、父ロードカナロア、栗東・池江）は、８月７日の新潟５Ｒ（芝１６００メートル）でデビュー。鞍上は松山を予定。僚馬でフランケル産駒のティニア（牡）は、現時点でのデビュー日は未定だが在厩で様子を見つつ調整される。「フランケルらしい幅のある筋肉質な体形。テンションも上がっていないし、距離も持つかもしれない」と池江師も上々の手応え。

　〈美浦〉３日の福島で未勝利戦を勝ち上がったグラニット（牡、大和田）は新潟２歳Ｓ（８月２８日・新潟、芝１６００メートル）を視野に。僚馬で６月の東京の新馬戦を制したオンザブロッサム（牝）はアルテミスＳ（１０月２９日・東京、芝１６００メートル）を目標に調整する。２日の福島で新馬戦を勝ったナックブレイブ（牡、杉浦）は、すずらん賞（９月４日・札幌、芝１２００メートル）か秋の中山開催出走を予定。

　〈函館〉３日の函館新馬戦で４着だった白毛馬アオラキ（牡、田村）に、担当の中川助手は「いろいろと課題は見えました。今後は馬の様子を見てから決めることになると思います」とレース後の無事を伝えた。同レースを制したシーウィザード（牡、鹿戸）は美浦へ移動する予定。６月１２日の函館で初陣Ｖを飾ったクリダーム（牡、須貝）は、引き続き武豊とのコンビで函館２歳Ｓ（１６日・函館、芝１２００メートル）へ。