【須貝厩舎編】サトノアヴァロン ディープインパクト産駒らしい雰囲気

 「POG2歳馬特選情報」(27日)

 デビュー5連勝で桜花賞を制した白毛馬ソダシや、皐月賞3着のステラヴェローチェなど、牡牝でクラシック戦線を盛り上げる須貝厩舎。現2歳世代も楽しみな好素材がそろう。

 須貝師が「クラシックを狙いたい」と力が入るのが、サトノアヴァロン(牡、父ディープインパクト)だ。既にゲート試験に合格しており、センスも非凡。「順調です。早めからいけます。体つきも素晴らしい。ディープらしさが出ているし、楽しみですね」と期待は大きい。

 ホウオウブリッツ(牡、父モーリス)は、「しっかりした体で大きいつくり。筋肉質で力がありそうなタイプです」と今後の成長を楽しみにする。

 厩舎ゆかりの血統では、レッドアクトゥール(牡、父スクリーンヒーロー)は、母が13年2歳女王レッドリヴェールという良血馬。「すごくバランスのいい馬。精神面でお母さんの気性が出ているので、ケアしながらになると思う」と見通しを語る。19年札幌2歳S2着サトノゴールドの半弟プルパレイ(牡、父イスラボニータ)は、ゲート試験に合格済み。「一番適性があるのは2000メートル前後だと思う。楽しみな一頭です」と好感触だった。

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