【ボート】賞金レース前半は関東勢奮起

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 15年もあっという間に半年が過ぎた。上半期のSG戦線を振り返ると、3月のクラシックは埼玉の若手・桐生順平、5月のオールスター、6月のグラチャンは群馬の山崎智也がSG連覇を達成した。昨年のSGでも優勝はなく、近年はやや元気のなかった関東勢が存在感を示している形だ。“西高東低”のイメージが強かったボート界の図式も入れ替わりつつあるのか。

 7月に入り、ボートレース三国では、17年ぶりとなるSG・オーシャンカップ(15~20日)が開催される。地元の今垣光太郎、中島孝平は気合を入れて臨むのは当然だが、準地元で走る機会の多い近畿勢も活躍が期待される。また、8月には蒲郡でボートレースメモリアル、10月には浜名湖でダービーと東海地区でのSGが続く。それぞれの地元レーサーが存在感を見せるのか。やはりSGは地元レーサーが頑張らないと盛り上がらないと思っている。ここまでは関東勢の活躍が光っているが、ここからは他地区、特に“西”の選手の奮闘に期待したい。(関西ボート担当・松下央)

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