【ボート】谷村一哉が地元でG1初V

G1初優勝を達成し、表彰式後に水神祭の祝福を受けた谷村一哉
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  「開設62周年記念 G1・徳山クラウン争奪戦」(1月31日、徳山ボート)

 人気を集めた1号艇の谷村一哉(37)=山口・82期・A1=が、イン速攻を決めて優勝。4回目の優出でG1初制覇を成し遂げた。2着には萩原秀人、3着には吉川元浩が入り、2連単、3連単ともに1番人気での決着となった。

 谷村が地元ファンの声援に応え、うれしいG1初Vを達成した。レースはS展示と同様に3対3の枠なり進入。インからコンマ07のトップSを決めた谷村が冷静に1Mを先マイし、一気に他艇をぶっちぎって、あっさりと決着をつけた。

 今節は白井英治がF、今村豊が予選落ちと地元勢が苦戦する中で、谷村はオール3連対と、安定した着順で優勝戦絶好枠を手にした。最後は、プレッシャーのかかる場面だったが、大舞台での1号艇は14年8月の若松でのSG・メモリアル(優出6着)で、すでに経験済み。「空気に飲まれないように、いい雰囲気でいけた」と、むしろ程良い緊張感が、いい方向に向いた。

 「夢みたいです。自分は不器用なんで、これからもコツコツとやっていきます」と、念願の記念覇者となってもスタイルを変えず、さらに上のタイトルを目指し一歩一歩進んでいく。

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