【競輪】岸和田デイリー杯 桑原大志が強烈な決め脚で今年初優勝

 「デイリースポーツ杯・サテライト大阪カップ・F1」(30日、岸和田)

 桑原大志(48)=山口・80期・S1=が最終バックで最後方7番手と苦しい展開から直線では外を鋭く伸びて優勝。昨年4月の別府F1以来の優勝で、今年初優勝を手にした。2着には脇本勇希をマークした元砂勇雪、3着に脇本が入った。

 苦しい展開でも強烈な決め脚で桑原がVをつかんだ。「そんなに余裕があるわけじゃないけど、なんか伸びましたね」と手応え以上の差し脚で今年初優勝をつかんだ。

 レースは村田を先頭に中部勢が先行し、脇本-元砂が中団。「中部と近畿がモガき合う。それに参加する作戦も、参加できなかった」と勝負どころで上田-桑原は後方。最終3角手前で上田が外に持ち出すも不発で、桑原は間髪入れず内へ入り、直線で外をシャープに伸びた。「48歳での優勝はすごくうれしい」と表彰式では喜びを語った。

 同県の後輩にはS班の清水裕友。「同県だからって番手を回れる話ではない」と大舞台で清水と結果を残すためにも「甘えることなく、引き締めていきたい」とベテランは闘志を絶やさない。来月にはG1・日本選手権(4月30日~5月5日・平)を控え、ストイックに自分を磨き、大舞台でも輝きを見せる。

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