【POG】圧巻の差し切りで初勝利!ダイバリオン次走以降も楽しみ(美浦発)

 競馬新聞「馬サブロー」が誇るPOGマスター、木村拓人(美浦)と塩手智彦(栗東)がお送りするPOG情報。東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。

 先週から東京開催がスタート。2月の東京開催は雪による影響が出やすく、14年は雪による順延が続いてほぼ毎週月曜開催をやっていましたね。何なら火曜開催もありました。あの時は日程の感覚はめちゃくちゃでしたし、関係者にとっても状態を維持するのがすごく大変だったと思います。できればああいう事態は回避したいものですよね。ただ変則開催は穴馬券をゲットできるチャンスが広がる場面でもあります。もしも順延が発生したら少し遅いお年玉?を狙ってみるのも面白いと思いますよ。

 さて、先週のセントポーリア賞はドゥラドーレス(牡、宮田)が3馬身差の圧勝で2戦2勝としました。母のロカは新馬戦の勝ち方が強烈で、1戦1勝で出走した阪神JFで1番人気(8着)に支持されたほどの馬。残念ながらキャリア浅くして引退してしまいましたが、その素質をしっかりと受け継いできましたね。次走は未定ですが、もちろんクラシック路線に乗ってくるであろう馬。楽しみですね。

 クロッカスSを勝ったのはトウシンマカオ(牡、高柳瑞)。朝日杯FSでは6着でしたが、OP特別できっちり巻き返しましたね。2着のプルパレイ(牡、栗東・須貝)も朝日杯FSで8着だった馬なので、朝日杯FS組のレベルが証明される形にもなりましたね。トウシンマカオの次走はファルコンS(3月19日・中京、芝1400m)となりそう。

 勝ち方が強いと感じたのは1月30日の東京、芝1600m未勝利戦を勝ったダイバリオン(牡、池上)でした。これまでと比べれば前めの位置取りで、進路を確保してからは1頭だけ勢いが違いましたね。次走は未定ですが、ちょっと楽しみにしている一頭です。

 注目の良血馬ブラーバック(牝、大竹)が出走した新馬戦を勝ったのはカナテープ(牝、堀)でした。好位から抜け出すと差を広げるばかりの強い競馬でしたね。次走は未定ですが楽しみ。もう少し体がふっくらするともっと良くなりそうです。2着だったブラーバックは1度放牧へ出ました。次走での勝ち上がりに期待です。

 今年は早くも今週で芝の新馬戦が終了。例年と比べると始動が早くなって、この時期に恒例だった除外ラッシュもそこまで多くはありませんでした。新馬のニュースはだいぶ少なくなりましたが、これからは次走報を中心にお送りしたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。(馬三郎美浦支局・木村)

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