【朝日杯FS展望】2週連続でフランケルの娘に注目 ミスエルテ牡馬を打ち負かす

 牡馬の傑出馬が不在の今年は、フランケル産駒の牝馬ミスエルテが主役を務める。評判通りの強さで新馬-ファンタジーSを連勝。スケールの大きい走りで将来性は十分だ。「引っ掛かるところがあるので、今回も自分との戦いになるが、ためれば切れる脚を使える。牡馬とは斤量面で1キロの恩恵がある。通用するのでは」と池江師。36年ぶりの牝馬Vへ、期待は高まる。

 牡馬の筆頭格は、京王杯2歳Sの覇者モンドキャンノ。1週前の動きは素軽く、調整は順調だ。安田師は「初のマイルがどうかも、折り合えばいい脚を使える。こなしてほしい」と期待の弁。札幌2歳Sの勝ち馬トラストは、中央転厩初戦の東スポ杯2歳Sで5着。中村師は「中間は馬の後ろで折り合いをつける練習を。今度はそういう競馬をさせたい」と巻き返しへ意欲。

 函館2歳Sの覇者レヴァンテライオン、サウジアラビアRC2着のダンビュライト、2戦2勝と底を見せていないアメリカズカップもV候補に。勝てばJRA・G1完全制覇となる武豊は、黄菊賞を制した3戦2勝の逃げ馬タガノアシュラで参戦。快速馬で偉業達成を狙う。

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