前日の重賞（金鯱賞ヤマカツエース）でリーチをかけ、日曜メインで大台に到達した。４番人気サンライズメジャーでゴール前差し切りを決めた池添謙一騎手（３７）＝栗東・フリー＝が史上３３人目、現役１６人目となるＪＲＡ通算１０００勝（うちＧ１２２勝を含む重賞７２勝）を達成した。

　１１年にはオルフェーヴルで牡馬クラシック三冠を制覇。大一番での勝負強さが光るデビュー１９年目の池添は「進路があいてからしっかり伸びてくれましたね。１万回騎乗と１０００勝は大きな区切り。携わった全ての人に感謝しています」と喜んだ。「記録達成が（前日の）重賞でなかったのは僕らしい。（武）豊さんなら決めていたでしょうけど」と笑いを誘い、「さらにうまくなって、もっと勝てるように頑張りたい」と気持ちを新たにしていた。