新規開業・寺島師「現場主義」でトップ目指す

 田中章博調教師の逝去による音無師への臨時貸付期間が満了し、寺島良調教師=栗東=が21日、厩舎を新規に開業した。

 朝から慌ただしくトレセン中を駆け回る寺島師を追いかけ、新厩舎で話を聞いた。「最初はどうなるかと思った。でもスタッフに支えられ、理解を示してついてきてくれている」と開業の実感をかみしめる。大久保龍厩舎、松田国厩舎で従事し、07年菊花賞馬アサクサキングスなどに携わった寺島師。「(2人とも)馬をしっかりと見て調教とレースを決められていた。現場をしっかり見る、現場主義を大切にしたい」と意気込んだ。

 どんな厩舎にしていきたいか。その問いには「勝負の世界ですからトップを目指したい。そして、調教師といえば自分の名前が出てくるような厩舎にしたい」と目を輝かせた。早速、土曜は阪神新馬戦のサンブリリアントなどがスタンバイ。調教師“開幕週V”を決めたい。(デイリースポーツ・向亮祐)

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