【ボート】長田が気合「優勝だけ狙う」 悲願の多摩川周年Vなるか

 「ウェイキーカップ・G1」(9月1日開幕、多摩川)

 長田頼宗が上昇気流に乗って悲願の多摩川周年Vへ挑む。昨年末のグランプリシリーズ(住之江)でSG初制覇。今年はさらなる飛躍が期待されたが、6月までは優出4回でV1。3月徳山のMB大賞、4月三国周年で予選を突破し、5月平和島の周年では優出(4着)しているが、「今年の前半は良くなかった」と不満そうな表情。

 SG・G1での出走が続いたこともあるが、明らかに流れが悪かった。それでも「オーシャンカップ、住之江周年あたりから上がってきた」と話すように、7月からようやくリズムが上昇。そして、8月戸田で今年2回目の優勝を飾ると、直前のメモリアルで2度目のSG優出を果たし、ファイナルでも見せ場をつくって【3】着。持ち前の粘り強い走りで奮闘した。

 ウェイキーカップは最も勝ちたいG1だ。多摩川ではこれまで優出18回でV4。14~15年は優出8回でV3と安定感は抜群だったが、今年は4節で優出は1回だけ。「最近の多摩川は調整に苦労している。もっとエンジンを出さないと勝てない」と課題を挙げる。「今年はすごいメンバーになったけど、結果にこだわって優勝だけを目指す」と気合満点。G1初制覇を地元で飾っても不思議ではない。

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