【競輪】大石大二郎ジュニアは初戦6着 予選突破ならずのホロ苦デビュー

デビュー戦は6着だった大石崇晴
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 「普通開催・F2」(22日、和歌山)

 元プロ野球選手で現役時代は盗塁王4度、引退後にオリックスで監督も務めた大石大二郎さんの次男・崇晴(23)=京都・109期・A3=が22日、和歌山競輪の5Rチャレンジ予選でデビュー。1番人気を背負って登場したが、まくり不発で6着。予選突破はならなかった。

 レースは誘導員直後の正攻法の位置をキープした大石が、打鐘(残り1周半)前に上昇した松岡晋乃介(岐阜)にかぶされ、6番手まで下げる。すかさず巻き返しにかかったが、先行態勢に入った松岡がハイペースで駆けており、大石は3番手横あたりで失速。直線でさらに失速し、6着でゴールした。

 レース後の大石はしたたる汗を拭いながら「(初出走に)緊張はしませんでしたが、勝負どころで(いつ下げるか)迷いが少しあって、悪いタイミングで仕掛けてしまいました。それでも力があればまくり切れたでしょうね。ケガ(6月上旬に練習中に落車。左鎖骨、ろっ骨骨折)の影響ではないです。力不足です」とデビュー戦を振り返り、予選で敗退したものの「気持ちを切り替えて、残り2日間は連勝したいです」と前を向いた。

 大石崇晴は大阪府出身。報徳学園高校時代の2010年には夏の甲子園に出場。その後、城西大学に進んだが、中退して12年には四国アイランドリーグ高知ファイティングドッグスに入団。退団して15年に日本競輪学校に入学。在校成績は3位(24勝)。16年に同校を卒業し、7月22日に和歌山競輪でデビューした。

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