地方馬として史上唯一、中央G1を制した元岩手競馬所属のメイセイオペラ(父グランドオペラ)が、種牡馬としてけい養されていた韓国で、心不全のため1日に死んでいたことが分かった。22歳だった。
96年に盛岡競馬場で佐々木修一厩舎からデビュー。頭蓋骨骨折の大けがを乗り越え、98年南部杯でG1初制覇。初めて中央に挑戦した99年のフェブラリーSでは、好位追走から抜け出す、危なげない勝ちっぷりで、地方馬初となる中央G1制覇の偉業を成し遂げた。
01年に国内で種牡馬入りしたが、06年に韓国へ渡り、産駒が活躍。今年も種付けを行っていた。