【プロキオンS】ノボバカラ躍動 短距離転向後パーフェクト連対!馬なりで好時計

 「プロキオンS・G3」(10日、中京)

 ノボバカラが6日、好調ぶりをアピールした。美浦坂路を力強く駆け上がり、馬なりで4F53秒6-38秒9-11秒9をマーク。JRAでの初タイトル奪取へ向けて元気いっぱいだ。ニシケンモノノフは栗東坂路で抜群の動きを披露。こちらも順調な仕上がりを印象づけた。

 500キロを超える馬体が躍動した。美浦坂路での最終リハ。1週前に4F52秒4-37秒6-11秒9を馬なりでマークしていたノボバカラだが、この日も元気いっぱいの姿を披露した。外ラチ沿いを一気に駆け上がり、楽な手応えのまま4F53秒6-38秒9-11秒9の好タイムをたたき出した。

 「いい状態できているよ」と天間師は涼しい顔。今年に入ってから2月に2走したが、その後は月1走のローテで3・3・1・1・1・2着という安定感。短距離にシフトチェンジした4走前からはパーフェクト連対を誇る。

 前走の北海道スプリントCではダノンレジェンドに鼻差2着。当時、勝ち馬に乗っていたM・デムーロは「すごく良くなっているね」と再びコンビを組む相棒を評価。「腰に甘いところがあったが、ここへきて固まってきた。それに距離適性もあるんだろう。1400メートルが一番いいみたいだね」と天間師も成長ぶりに目を細める。指揮官の視線の先には秋の大一番がある。「今年のJBC(スプリント、11月3日)は川崎の千四。何とか賞金を増やしておきたいね」と意気込みを示す。

 師は12年に12番人気の伏兵トシキャンディで制しているが、今回は人気の中心になりそうだ。「タフな馬で輸送は問題ないけど、前走も早めに入厩したからね。その方が落ち着いてレースに臨めるかな」と金曜輸送を選択。ダート短距離界の新星が、JRAでの初タイトル奪取へ万全の態勢を敷く。

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