【七夕賞】ダコール一番時計 8歳元気!しまいも踏ん張る

 「七夕賞・G3」(10日、福島)

 8歳馬ダコールの背中に48歳の小牧。熟練コンビが6日、栗東坂路で若駒顔負けの激走を見せた。テンから1F12秒9で飛ばすと、12秒2-12秒2と一気に加速。さすがに最後はバタバタになるかと思われたが、肩ムチ一発、最後の1Fは13秒0で踏ん張った。4F50秒3は堂々の一番時計だ。

 「いやあ。出たね。時計を見てびっくり。それだけ体調がいいということでしょう」と小牧は目を丸くする。中竹師も「坂路でそれほど動くタイプではないのに自己ベスト。8歳になっても、うちの看板馬でいてくれて頭が下がります」と感謝した。状態面は問題なし。気になるのは週末の空模様だ。「パンパンの良馬場が絶対条件。とにかく晴れてほしい」。師は七夕に願いを込める。

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