【高松宮記念】アルビアーノ不安一走

 「高松宮記念・G1」(27日、中京)

 アルビアーノが状態面の不安をきれいに拭い去った。23日、美浦Wでモルジアナ(4歳1600万下)、シルヴァーコード(4歳1000万下)と3頭併せ。いずれも調教でもよく動く馬だけに、ビッシリ追わずとも自然と負荷は大きくなる。

 アルビアーノは内、外からプレッシャーをかけられながら、しっかりと末脚を伸ばす。前者に1馬身先着し、後者とは併入。4F51秒0-37秒2-11秒9を計時した。「予定通りの追い切りができて動きも良かった」と木村師はホッとした様子だ。

 前走のオーシャンS(5着)の直線で進路がなくなる不利があり、そこで体幹をひねったようだ。そのためレース直後に左後脚をハ行したため、ノーザンファーム天栄(福島県)へ放牧。当地での検査、治療を経て15日に放牧先で追い切りを行い、17日に帰厩した。在厩のまま実戦を迎えるのではないが、ムードは決して悪くない。

 「レース当日まで、出して恥ずかしくないかきちんと見るのが私の仕事」と指揮官は目を光らせた。しっかり態勢を整えて、決戦の地・桶狭間へと向かう。

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