モーリス爪の不安でドバイ遠征見送り

 昨年の年度代表馬モーリス(牡5歳、美浦・堀)は、予備登録のあるドバイターフ・G1(3月26日・UAEメイダン、芝1800メートル)を見送ることになった。

 吉田和美オーナーの夫で、ノーザンファームの吉田勝己代表が13日、「前にもあったようだが爪を傷めた」と明らかにしたもの。現在は滋賀県のノーザンファームしがらきに放牧中で、調整が遅れているもよう。復帰レースは、香港・シャティンで行われるG1のクイーンエリザベス2世C(4月24日)かチャンピオンズマイル(5月1日)、安田記念(6月5日・東京)が候補になりそうだ。

 なお、昨年の最優秀3歳牡馬で僚馬のドゥラメンテ(牡4歳)はドバイシーマクラシック・G1(芝2410メートル)の招待を受けている。中山記念(28日・中山)に向けて調整中で、ドバイへ遠征するかどうかは流動的だ。

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