２４日の中京１Ｒで１番人気に支持されたマーキークラブは、４角で２番人気アルセナーレ（１５着）を外へ押しのけるように逸走し、外ラチに激突して競走を中止。騎乗した浜中俊騎手（２７）＝栗東・フリー＝はダートから芝コースまで投げ出された。同騎手は左上腕打撲症と診断され、東海Ｓのロワジャルダンなど２Ｒ以降に予定していた８鞍は全て乗り代わりとなった。

　浜中は「不幸中の幸いでした。骨折していなかったのは良かった。明日（２５日）のＪＲＡ賞表彰式は欠席する予定ですが、（２７日の）川崎記念は騎乗します」と話した。

　他馬の走行を妨害したマーキークラブは２５日から２月１４日までの出走停止と停止期間満了後の平地調教再審査を科せられ、また浜中は、４角外斜行で戒告処分となった。