「有馬記念・Ｇ１」（２７日、中山）

　キタサンブラックの北島三郎オーナー（７９）がサプライズで、有馬当日の“大トリ”を飾った。

　全レース終了後に行われたイベントに飛び入りで参加。「勝ったら歌う」と宣言していた代表曲『まつり』を用意していたカラオケを使い、フルコーラスで熱唱した。この日、騎乗した横山典らを従えての豪華ステージで、「♪これが有馬のまつり～だよ～」と締めくくると、大勢の観客からは「サブちゃん！ありがとう～」と拍手が巻き起こった。

　「勝負は負けたけど、応援してくれた競馬ファンの皆さんへ、歌で感謝したい」と自ら申し入れて実現。「競馬場で歌うのはこれが最後かな」とは言ったものの、この日の愛馬の見せ場十分の走りに「よく頑張ってくれた。来年は何度も歌わなきゃいけないな」と楽しみにしていた。