【JC】キレてるクイーン文句なし

 「ジャパンC・G1」(29日、東京)

 文句なしだ。秋華賞で3歳牝馬2冠を達成したミッキークイーンは26日、朝一番の栗東CWに登場。しまい重点に脚を伸ばし、単走で4F53秒7-39秒1-12秒2の好時計を記録した。

 430キロ台の小柄な牝馬だが、大きなストライドがそれを感じさせない。池江師は開口一番「いい切れ味でしたね」と満足げな表情を浮かべ、「コンディションを整える感じでしたが、いい調教ができました。秋華賞と同じぐらいの状態で出せそうです」と万全の仕上がりに胸を張った。

 中5週のゆったりとしたローテと、斤量53キロがジャパンC出走の決め手となった。唯一の課題はゲートだが、6枠11番に川合助手は「欲を言えば偶数が良かったが、普通にさえ出てくれれば大丈夫」と力強くうなずく。課題をクリアし、歴代の名牝に肩を並べる。

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