【菊花賞】池江師2週連続Vだ

 「菊花賞・G1」(25日、京都)

 ミッキークイーンで秋華賞を制した池江師が菊花賞にサトノラーゼン、ベルーフの2頭を送り込む。22日、両馬は60分間の乗り運動で体をほぐした。状態を確認した池江師は「しっかりとケアできている」と満足げにした。

 サトノラーゼンはダービー2着馬。「もともとが叩き良化型。筋肉も張りが出てきた」とセントライト記念(7着)を使った効果を強調する。折り合いに主眼を置き「縦長になりやすいからリズム良く走れば。前走、リズム重視で乗ってくれているので」と岩田の手腕に期待を込めた。

 一方、ベルーフは先週の秋華賞で僚馬をVへ導いた浜中と初コンビ。「折り合いが難しく、集中力がしまいまで続くかがポイント。ジョッキーが追い切りでどこまでつかんでくれているか」と鞍上に託す。池江師と浜中は来週の天皇賞・秋(ラブリーデイ)でもコンビを組む。「追えるし、イケメン。デビューしたときからうまかった。ウチと相性もいいんです。“競馬界の五郎丸”になってほしい」と評価した。

 トレーナー自身、菊花賞は6年連続参戦となる。「まだ1つ(11年オルフェーヴル)しか勝っていない。長距離大好きトレーナーなのに…。早く2勝目を」。4年ぶりに菊の大輪を咲かせる。

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