【セントライト記念】ブラック反撃誓う
「セントライト記念・G2」(21日、中山)
得意の中山で反撃を誓う。キタサンブラックは16日、栗東CWを単走で6F78秒1-39秒0-13秒1。6、5Fの時計ははともにこの日の最速だった。力強いフットワークを確認し、清水久師は「テンは速くなったが、しっかりと負荷をかけるように指示しました。まあまあじゃないですか」と納得の表情を見せた。
前走のダービーは14着。5F通過が58秒8と、過去10年で最速のペースを2番手で追走し、初めて馬券圏外に敗れた。「ペースが速過ぎた。でも、いい経験ができました」。中山に変わる今回、「結果の出ているコースですから」とうなずく。
菊花賞か、天皇賞・秋(11月1日・東京)か。秋の最大目標は定まっておらず「ここを使ってから」と話す秋の始動戦。内容の伴った結果を出して、明るい展望を切り開く。