【POG】サウンズ異父弟デビュー

 「新馬戦」(9日、京都)

 期待の素質馬が、ついにベールを脱ぐ。日曜京都5R(芝2000メートル)でデビューするクロイツェル(牡、父マンハッタンカフェ、栗東・須貝)は、今年の菊花賞2着馬サウンズオブアースの異父弟。師は「早いうちにゲート試験は受かっていたんだけど、まだ体力がついてなかった。放牧に出してようやく馬がしっかりしてきたね」と目を細める。

 5日にはルメールを背に栗東坂路で最終追い切り。既に勝ち上がっているベルラップ(2歳500万下)と併せると、力強い脚さばきを見せ、4F54秒9-39秒7-12秒7で併入した。鞍上は「ベリーグッド。ストライドも大きいし、2000メートルの距離もいい」と好感触をつかんでいる。指揮官も「いいものは持っている」と初陣を楽しみにする。馬名の由来は、ベートーベンのバイオリンソナタ。秋の淀で、期待馬が美しい調べを奏でる。

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