【凱旋門賞】ルメールはハープ警戒

 「凱旋門賞・仏G1」(5日、ロンシャン)

 警戒するのは自身の騎乗馬と同じ3歳牝馬だ。親日派のルメールは、6戦無敗の仏牝馬2冠アヴニールセルタンと大一番に参戦。「グッドチャンスだね。加速力がある。凱旋門賞はまだ勝っていないから勝ちたいね。ライバル?エクトとハープスターだ」と日本馬では桜花賞覇者に一目置いている。

 「ハープはアヴニールに似ているんだ。いや、もっとすごい脚を持っている。日本でのレースは印象的だった」と末脚の威力を鮮明に記憶しているようだ。さらに「僕の馬もそうだけど、54・5キロはやはり有利なんだ」と斤量面でのアドバンテージもVへの大きな後押しと予想する。

 無論、残る2頭のデータも頭にはインプット済み。「ジャスタウェイは今年のパフォーマンスが素晴らしい。あとは距離が持つかどうかだろうね。ゴールドシップは力のいる馬場が間違いなく合う。でも気性がちょっとね」と分析していた。

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