エイミー・ワインハウスがホログラムでツアーを行う可能性があるようだ。事業家のアルキ・デイヴィッド氏は、２０１１年に２７歳の若さで他界したエイミーの３Ｄイメージにオーケストラを従えてのワールドツアーを計画しているという。

　デイヴィッド氏は２年前にコーチェラ・フェスティバルで実現された故２パックのホログラム出演に使用されたのと同じ技術を使うことになるようだ。ある関係者はザ・サン紙に「予定としてはエイミーが生前に行うはずだったワールドツアーを遂に実行するというものなんです」「オーケストラとホログラムを使えば、エイミーもステージに立てますし、ファン達も伝説的なヒット曲を目にすることができますからね。まだ計画は初期段階ですが、エイミーの父のミッチも参加して紹介をしてくれることを願っています」と話した。

　ミッチは以前、娘の「記憶を留めておく」ための計画を支援するとしており、ホログラム化にも前向きな姿勢を示していた。「エイミーにとって一番重要なことは音楽ですし、多くの人もエイミーが歌う姿をまた目にしたいでしょう」「エイミーの記憶を留めておくためにエイミーのファンが何を求めているかにもよります。それが本であろうが、アルバムであろうが、ホログラムであろうがかまわないのです」

　（ＢＡＮＧ　Ｍｅｄｉａ　Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ）