「水ダウ」コインロッカーの中におじさんが 水泳芸人が優しさ見せるロードムービー ネットもちょっと泣く
15日に放送されたTBS系「水曜日のダウンタウン」では、先輩芸人から闇風のバイトを依頼されても引き返せない説を放送。その中で本多スイミングスクールが行った“人身売買風”のバイトのロードムービーが話題を呼んだ。
この日は「怪しい高額報酬バイト、引き受けたが最後どんなに犯罪の匂いがする闇バイト風だったとしてももう引き返せない説」を放送。永野から依頼された本多は、新橋のロッカーのカギを渡され、そこを開けると阪神の帽子と録音テープが入ったラジカセ、隣のロッカーのカギが入っていた。
隣のロッカーを開けると、なんとその中にはおじさんが。驚く本多だったが、録音テープを聞くと、このおじさんを木更津の港に連れて行くようにとの指示が。本多はコードネーム・タイガーとなって、おじさんを木更津港に連れて行こうとする。
おじさんは「酒が飲みたい」と言いだし、本多は仕方なくワンカップを買って一緒に乾杯。本多は特に飲みたい訳でもないが、おじさんにつきあってあげていた。そして木更津に向かおうとするも、今度はおじさんと一緒に競輪の場外車券場へ。どうしても競輪がやりたいというおじさんが哀れになったのか、自分のお金でおじさんの車券も買ってあげていた。
案の定負けてしまい「俺この後、カニだぞ!」「ふざけんな、もう1レース」などというおじさん。だが本多は「行きましょう」と優しく制して、木更津へ。
駅で待たせていたタクシーに乗り込むと、おじさんは、いよいよ覚悟を決めた様子。「タイガーがやべえなって思ったら、俺を置いて逃げていいからな」と言いだし、本多は寂しげな表情で「そうっすね…」。どうやら2人の間にはうっすらながら友情が芽生えた様子にも見えた。
港に着くとロシア人が身元チェック。いよいよカニ漁船に乗せられるのか。おじさんは「競輪負けちゃってごめんな」と泣きながら謝り、本多は「また行きましょう」と必死のなぐさめ。結局カニ漁船の人身売買ではなく、カニ汁炊き出しという設定で本多は胸をなで下ろす。
新橋から木更津まで2時間以上はかかる上、ワンカップでの乾杯、競輪での思い出などちょっとしたロードムービーに。ネットも「酒と競輪に付き合う優しい本多さん」「本多さんが良い人すぎた」「本多スイミングスクールさんが『また一緒に行きましょう』って言った所で、号泣した」「もう2度と会えないかもしれない人に『また一緒に行きましょう』と言える本多スイミングスクールさんの優しさが凄すぎる」などの声が上がっていた。