高地優吾「360度、死角なし!」 SixTONESド派手演出センターステージで34曲熱唱 初4大ドーム完走

 SixTONESが22日、初の4大ドームツアー「VVS(バイブス)」の最終公演を東京ドームで開催した。360度を見渡すセンターステージからパワフルなパフォーマンスを展開。ツアー初披露となった5月1日リリースの最新曲「音色」を含め、全34曲を熱唱した。2月17日の京セラドーム大阪から福岡、名古屋を巡り、全国4都市10公演で計51万5000人を動員したツアーの千秋楽を飾った。

 6人が持つすべてを、東京ドームに置いてきた。会場中央に設置されたセンターステージ。“サブロク”と呼ばれる360度を見渡せる舞台から、SixTONESが放つエネルギーがドームに満ちていった。

 メンバーが「ロックレーン」と名付けた6台のクレーンから姿を見せると、ショータイムがスタート。ジェシー(27)が「騒ぐ準備はできてるのかい!」とあおれば、高地優吾(年齢非公表)は周囲をぐるりと見渡し「360度、死角なし!」と絶叫。田中樹(28)が「最上級のバイブスでぶつかり合っていくぞ」と“宣戦布告”すると、ツアータイトル「VVS」の呼び名通り、ぶち上がった5万5000人のテンションがドームの天井を押し上げた。

 約3時間の公演は、ド派手な演出のオンパレード。グループ史上初となる生バンドの演奏をバックに、ステージでは巨大な火柱や、合計約100トンという膨大な水を使った噴水が次々と出現。「DON-DON-DON」と「RAM-PAM-PAM」でまばゆいデコトラに乗って場内を走り回ったと思えば、MCパートでは森本慎太郎(26)が急きょ披露した“ペイペイダンス”や、まるで楽屋トークのようなリラックスさで約40分超まったり。何から何までSixTONESらしさが詰まっていた。

 熱狂するファンとド派手な舞台機構に6人も全身全霊で呼応した。柱によって見切れが発生してしまうステージの構造上の弱点は、田中が「最終的にはオレらが頑張って満足させれば良い。自分たちが動くこともライブの演出」と話したように縦横無尽かつ神出鬼没に走り回って沸かせた。田中は「最後の曲では、ギリギリなんとかステージに立っていられるほど。公演ごとに満身創痍(そうい)になっている」と話し、京本大我(29)も「倒れる夢を見た」と苦笑いするほど、すべてを出し切る一公演を重ねてきたツアーを完走した。

 松村北斗(28)が「サブロクだからこそこだわった」というセットリストのラストは、ツアー初披露となる最新シングル「音色」。5万5000人プラス6人が一つになり、歌唱後には自然とメンバー全員が肩を組んだ。終演して引き揚げる際、高地が「いつか5大ドームツアーやりたいね」とつぶやけば、森本は「12球団の球場行きましょう」と新たな野望も。“今”の全ては出し切った。だが“これから”のSixTONESには、まだまだ無限の可能性が満ちている。

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